河村たかしの謝罪|金メダルをかじった経緯やコメント全文!メダル交換は可能?

名古屋市長の河村たかしが女子ソフトボール日本代表の後藤希友選手の金メダルをかじったことで大騒動となっており、名古屋市には3000件を超える抗議が寄せられています。Twitterには5000件を超えるリブがついており炎上している状況にあります。

多くのアスリートからも非難の声が上がっており、後藤選手の所属するトヨタ自動車からも今回の事象に対して非難する声明が発表され、大きな問題となっています。

今回はこの一連の出来事の経緯や謝罪コメントの全文について紹介したいと思います。かじられたメダルの交換についても調べてみました。

目次

河村たかしの謝罪|金メダルをかじった経緯は?

https://www.youtube.com/watch?v=uz9sOr6CpMQ

最大の愛情表現ということですが、最低の行為として取り上げらており、とても残念な話題で盛り上げてしまいましたね!

河村たかし市長は表敬訪問に訪れた後藤選手へ自分からメダルを首にかけてもらうよう催促し、後藤選手の許可も取らずにメダルを「カツッ」と音の鳴るほど勢いよくかじっています。

そして、かじった金メダルをそのまま後藤選手へ返却し、会場は失笑、苦笑いの状況となっていました。

河村たかしの謝罪|メダルをかじることの発端は?

1988年ソウルオリンピック競泳男子200メートル自由形で優勝したオーストラリア代表のダンカン・ジョン・アームストロング選手!
日本人ではアトランタオリンピック柔道代表の野村忠宏選手やシドニーオリンピック女子マラソン代表の高橋尚子選手が記憶に残っている人も多いはず!

最初にメダルをかじったのはソウルオリンピックの競泳で200メートル自由形の優勝者であるオーストラリア代表のダンカン・ジョン・アームストロング選手とされています。

本物の金であれば柔らかいので噛めばわかる!ということが由来とされています!

これ以降メダルをかじる行為は表彰式で見る機会が多くなっており、日本人も表彰式でメダルをかじっている写真を求められることも増えたように思います。

自分で獲得したメダルを当事者である本人がどうしようと勝手ですが、他人である河村たかしが噛んでいい代物ではありません。

また、実際に噛んで見えても本当に噛んでいるかというとそうでない場合がほとんどです。金メダルの製造方法についてみてみましょう。

河村たかしの謝罪|東京オリンピックの金メダル製造方法!

金メダルは再生金属製で表面に金のメッキ処理が施されている!傷が付けば金が剥がれる可能性も!

今回の東京オリンピックの金メダルの製造過程は公開されており、携帯電話等の再生金属の土台に金をメッキ処理していることがわかります。

このことから分かるとおり、実際に本人も噛んでいるように見せているだけで『本当に噛んでいる人はいない』のが実情だと思いますが、今回河村たかしがガッツリ「カツッ」と音をたてているので勢いよく噛んでしまっており、これも非常に残念なところでした。

河村たかしの謝罪|オリンピアンの反応の数々

https://twitter.com/Nao_kodaira/status/1423112829901574145

多くの選手が不快感を表明しており、ことの重大性がよくわかりますね!

河村たかしの謝罪|謝罪コメント全文!トヨタには門前払い→カノッサの屈辱と揶揄

■河村市長コメント全文(4日発表) 「(かじる行為は)愛情表現だった。金メダル獲得は憧れだった。迷惑をかけているのであれば、ごめんなさい。」

■トヨタ自動車コメント全文(5日発表) 「金メダルは、アスリートの長年に亘る、弛まぬ努力の結晶であり、またコロナ禍においてメダル授与ですら、本人が首にかけるという状況下においての今回の不適切かつあるまじき行為は、アスリートへの敬意や賞賛、また感染予防への配慮が感じられず、大変残念に思います。河村市長には、責任あるリーダーとしての行動を切に願います。」

名古屋市広報課の担当者は、このコメントについて「名古屋市・市長としてのコメントではなく、あくまで河村市長個人、ご自身のコメントです」と話しており、この謝罪コメントも今回の炎上騒動をさらに大きくした結果となっています。

また、5日にはトヨタ自動車からも苦言となるコメントが発表され、騒動はさらに大きくなる展開となっています。5日の夜には記者会見にて以下のように本人から、記者会見にて謝罪が発表されました。

このたびー、トヨタ自動車様ご所属の後藤…みう選手はじめ関係者の皆様、が、東京2020オリンピック大会における優勝報告で小職をご訪問いただいた際、軽率にもご本人様の長年の努力の結晶であります金メダルを汚す行為に及びました。  名古屋市長としての立場をわきまえない、えー、極めて不適切な行為であったと、猛省すべき…と痛感しており、ご本人様はもとより、関係者の皆さまに多大なるご不快な思い、を…思いと、ご迷惑をおかけし、誠に申し訳なく心からおわび申し上げます。  先ほど、ご本人様、並びにトヨタ自動車様に対し、私の心からの謝罪文を提出し、皆様のご努力、と、その結晶であるメダルの重さに最大限の敬意を払うことを、かたくおやさせ…、お約束させていただいたところでございます。今後につきましては、皆様、市民の皆様からの信頼をいちはやく回復するべく、引き続き身を尽くしてまいる所存でございます。

記者会見後の会見ではトヨタ自動車へ謝罪文を提出したことを質疑応答で明かしましたが、謝罪文提出にあたりアポ無しでの訪問をおこない直接の謝罪には至らなかったというオチまでついたことを明かしています。

どこまで行っても、不甲斐ないリーダーとしての顔が見えてしまい非常に残念です。

これを受けてネットでは「カノッサの屈辱」と揶揄され、一時トレンドの上位にランクされるなどまだまだ騒動は収まりそうにありませんね。

カノッサの屈辱(カノッサのくつじょく)は、聖職叙任権をめぐってローマ教皇グレゴリウス7世と対立していたローマ王ハインリヒ4世が、1077年1月25日から3日間に及んで雪が降る中、カノッサ城門にて裸足のまま断食と祈りを続け、教皇による破門の解除を願い、教皇から赦しを願った事件を指す。

Wikipediaより引用
https://twitter.com/nanaminekomushi/status/1423336093437468676

河村たかしの謝罪|金メダルの交換は可能?

メダルの製造瑕疵(かし)があった場合のみ、組織委員会が窓口となり無償で対応する。それ以外は対象外。

東京五輪・パラリンピック組織委員会が公式にコメントを発表しており、今回の事象に伴う金メダルの交換はできないことが公式見解となります。

後藤選手の働きがなければ、女子ソフトボールで金メダルが獲得できなかったことを考えると交換してあげてほしいと多くの人が思っていることだと思います。

まとめ

今回は名古屋市長の河村たかしが女子ソフトボール日本代表の後藤希友選手の金メダルをかじった問題についてまとめてみました。

8/6もまだまだ目が離せない話題となりそうですが、最終的には河村たかしさんのご本人の誠意を見せることが一番大切ではないかと思ってしまいますね。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる